2017年1月から始まったセルフメディケーション税制。薬剤師に求められる役割とは?

2017年1月からスタートしたセルフメディケーション税制。薬剤師の役割は?

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2017年1月からスタートしたセルフメディケーション税制。薬剤師の役割は?セルフメディケーション税制とは

2017年1月1日から、セルフメディケーション税制が施行されました。

セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)の概要は以下の通りです。

「健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができる」(※1)

(※1)参考: セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について│厚生労働局

また、セルフメディケーションは世界保健機関(WHO)において「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」と定義されています。国民一人ひとりが自身の健康に関心を持ち、軽度な症状はOTC医薬品を利用することで、自分で自分の健康を管理するという国が推奨する取り組みであり、これは国の財政を圧迫している高額な国民医療費を削減することにも繋がります。

2017年1月からスタートしたセルフメディケーション税制。薬剤師の役割は?セルフメディケーション税制で薬剤師に求められること

一方でこの制度の普及には、市販薬の不適切な使用による健康被害などの危険性を孕んでいるのもまた事実。
安全なセルフメディケーションのためには、一般市民が薬に関する正しい知識を持ち、適切な使用をすることが重要であり、そのためには薬の医療情報を正しく分かりやすく伝える薬のエキスパートである薬剤師の存在が必要不可欠です。

セルフメディケーション税制のみならず、2016年4月から始まったかかりつけ薬局制度など、近年薬剤師の役割は拡大していますが、このような新たな制度に積極的な薬局もあれば、そうでない薬局もあり、そのスタンスは薬局の方針によっても異なります。

薬剤師の役割が増えるということは、その分薬剤師は努力しなければいけません。しかしながら、目の前の患者さんひとりひとりと向き合うことができるのは、薬剤師の仕事のやりがいの一つです。新しい制度を負担と考えるのではなく、ポジティブに捉え、仕事に取り組んでいくことが、日々の仕事を楽しむ上で最も重要なポイントの一つ

今の職場で仕事を楽しめていないという方や、新しい制度に積極的な職場で働いてみたいと考えている方は、このタイミングで転職を検討してみるのも良いかもしれません。薬剤師転職ネットが実施している、転職サイト比較も是非チェックしてみてください。