接客が苦手な薬剤師の対処法

接客が苦手な薬剤師への処方箋

更新日:

カテゴリ:特集

キーワード:接客、苦手

接客が苦手な薬剤師への処方箋・メインイメージ

大学を卒業し、薬剤師の資格も取り、仕事をスタートしたものの、薬剤師の仕事が自分には向いていないのでは?と悩む方は意外と多いもの。

特に調剤薬局という職場で働く薬剤師は、顧客との接客が仕事の中心を占めるため、ふとしたタイミングで接客することにストレスを感じ、薬剤師の仕事が嫌になってしまう人もいるでしょう

そこで今回の薬剤師転職ネットの特集は「接客が苦手な薬剤師への処方箋」と題して、薬剤師の仕事を続けるかどうか悩んでいる方に、その対処法をご紹介します。

接客が苦手な薬剤師への処方箋その1 自己分析し、パターン別の対処法を知る

まず大前提として、接客が苦手ということで薬剤師という仕事を諦めてしまうのは、これまでの努力を無にしてしまうことと同義であり、おすすめできる選択肢ではありません。

問題を解決するために一番大切なのは、現状を正しく把握するということです。まずは自分がなぜ接客が苦手なのか、自己分析してみましょう。

自分に自信がない場合の対処法

人と話すと緊張し、自分が何を話しているのか、どうしたらいいのかわからなくなるという方はこのケースに該当します。その裏にひそんでいるのは、絶対に失敗できないという思い込みです。

対処法

そもそも最初から自信がある人は一人もいません。自信は徹底的な練習(準備)から産まれるものです。自分自身が仕事に向かう準備が足りないと思うのであれば、その準備を怠らないようにしましょう。
また失敗は誰でもするものです。誰も完璧なあなたを求めている訳ではありません。相反するようですが、失敗してもそこから学べば良いのです。他者はあなたに完璧を求めていないということを念頭におき、自分に過度なプレッシャーがかからないようにしましょう
今日は一人のお客様に対して上手く接客できたというような経験で構いません。小さな目標をクリアしていき、成功体験を積み、自分を肯定してあげましょう。そのような悩みを聞いてくれる友人を持つことも有効な対処法です。

自意識過剰タイプの対処法

「自分が上手く話せないとこの人から馬鹿にされるのではないか?」「こんな姿を誰かに見られるなんて恥ずかしい」という気持ちがあると、会話が噛み合わなかったり、相手のちょっとした発言が気になり、人と会話するのを苦痛に感じてしまいます。

対処法

第3者とコミュニケーションを上手く行うためのポイントは「自分のイメージ」を大事にすることではありません。大切なのは「自分」ではなく、「相手の気持ち」です。向き合う対象を自分から相手に変えて、コミュニケーションを取ってみましょう。それが上手くできるようになれば、問題に上手く対処できるようになるはずです。

勝ち負けにこだわるタイプの対処法

人とのコミュニケーション全てに優劣をつけ、上手く会話できたから「勝ち」、上手く会話できなかったから「負け」というように考えてしまう人や、相手を見て「話しやすい」「話しにくい」を判断し、コミュニケーションに差をつけてしまう人は、会話に疲れやすい傾向があります。

対処法

接客(会話)は勝負ではありません。相手と優劣をつけるものでもなければ、勝ち負けがつくものでもありません。自分自身の不要なこだわりを捨て、コミュニケーションは相手との距離を縮めるための手段と考えることができるようになれば、接客が楽になるはずです。

接客が苦手な薬剤師への処方箋その2 接客する必要がない職場に転職する

転職・イメージ

上述した対処法を実践しても難しいという場合は、接客する必要がない(もしくは回数が少ない)職場に転職するのも選択肢の一つです

薬剤師としての知識や経験が活きる職場は、調剤薬局や病院だけではありません。

例えば接客の中でも服薬指導がどうしても苦手という方は、OTCを選べば、その回数を大幅に減らすことができるはずです。

どうしてもたくさんの人と話すのが苦手という方は、製薬会社の研究職や研究補助、ドラッグストアの物流管理、行政機関(保健所等)がごくまれに募集する求人なども選択肢の1つでしょう。

このような求人は数が多くないので、薬剤師の求人に強い転職サイトを上手く活用し、良い求人が見つかったタイミングで応募するようにしましょう

薬剤師の求人に強い転職サイト

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

全国に拠点を持ち、薬剤師の求人数と転職仲介実績は数ある薬剤師転職サイトの中でもNo.1。OTCはもちろん、製薬会社の求人も充実。キャリアアドバイザーのサポート力にも定評があるので、接客に関する悩みを相談してみると良いだろう。

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師

転職仲介実績No.1を誇るリクルートグループ運営の薬剤師転職サイト。製薬会社含む、一般企業の転職求人を多数取り扱っており、接客業務が少ない一般企業への転職を検討する場合、リクナビ薬剤師は有力な選択肢になるだろう。  

また最後にもう1点注意しなければいけない点があります。ご存知の通り、社会で働いていく上で、一切他者とのコミュニケーションが必要ない仕事は存在しません。例え今の仕事を辞め、顧客との接客がなくなったとしても、同僚や上司とのコミュニケーションは必要です。

つまりコミュニケーションスキルが必要なくなることはないのです。

そしてこのスキルは、努力によって少しずつ向上させることができます。得意になる必要はまったくありませんが、「自分は接客が苦手だから」「自分は人見知りだから」とコミュニケーションスキルを磨くことを放棄せず、環境に適用できるよう努力する姿勢を大切にしていきましょう。